足関節背屈制限におけるアプローチポイント

足関節外靭帯損傷などの足関節疾患によく見られる足関節背屈制限ですが、


足関節背屈運動に必要な条件をご存知でしょうか?

ただ闇雲にストレッチばかり行っていてもなかなか可動域は改善していきません。

以下のチェックポイントを評価していくと可動域改善の糸口になるかもしれませんので参考程度に見て見てください。


・下腿のアライメント

下腿外旋となっていると距骨滑車と脛腓関節面の向きが一致せず距骨が後方へと滑っていかない。

   ※下腿外旋筋:大腿二頭筋、腸脛など


・腓骨の可動性

近位脛腓関節では脛骨に対して腓骨は前上方へ滑り、遠位脛腓関節では腓骨は後上方へ滑る。


・距骨の後方滑り

背屈時距骨は後方にすべる。そのため、後方組織の柔軟性や滑走性が重要です。特に、後方には脂肪体やアキレス腱、長母趾屈筋などの柔軟性や滑走性が低下していると距骨の後方滑りを妨げてしまいます。


また、距骨の後方滑りを妨げるのは後方組織だけではなく、前方組織の柔軟性、滑走性の障害により、特に距骨内側部の動きが制限され背屈制限が生じることもあります。


足関節前方にも脂肪体や伸筋支帯、前脛骨筋などの組織が収束する部分であり、癒着しやすい部分です。


・ショパール関節、リスフラン関節

荷重位での足関節派背屈時、ショパール関節の外返しと第1列におけるリスフラン関節の背屈が生じる


足関節背屈制限に対して以上のことを確認してみると可動域改善につながるかもしれませんので評価してみる価値があると思います。

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